HOME アニマルセラピー KCLCの活動 イベント リンク
Home > KCLC > KCLC認定テスト
K-9 CHEER LEADING CLUB
K-9 チア・リーディング・クラブ

KCLC認定テスト

1.K-9チア・リーディング・クラブの認定テストをパスしなければならなりません。

2.犬は1歳以上でなければいけません。

3.ハンドラーに年齢制限はないが、18歳未満の場合は保護者を伴わなければなりません。

4.会のセラピー犬として登録するには登録書および以下の内容を含む健康診断書
  提出してください。

    ・狂犬病予防注射

    ・各種混合ワクチン
    ・獣医師による定期検査結果
     (犬が健康であり,感染するような疾患を持っていないという診断を含む診断書)

    ・便検査の結果
    ・フィラリアの検査結果
  ※認定用健康診断書は→



KCLCセラピー犬認定テスト


試験中はいくらでも犬に話し掛けても良です。
号令およびボディランゲージはいくつ使っても良いです。
テスト中に犬が良く出来たら誉めてあげてください。

認定試験料は1回につき500円です。

不合格の場合でも合格に向けてのアドバイスを行っております。
何度でもチャレンジしてくださいね!


認定試験に合格された場合、入会金2000円と
登録料2000円が必要となります。
(年会費は初年度は免除です)
KCLCセラピー犬として認定されたワンちゃんには
セラピードッグのケープが貸与されます。



KCLCセラピー犬適正検査要綱



テスト項目1:見知らぬ人を受け入れる

このテストでは普段の雰囲気の中で近づいてくる見知らぬ人を許容できるかどうかを確かめる。
飼い主:犬を自分の横に座らせ、『まて』の号令をかける
審査員:飼い主に歩み寄り親しげに話をする。
犬を無視する、犬に触ったり話し掛けたりしない。

*犬は怒ったり、おどおどした素振りをみせてはいけない
*その場を動いたり審査員に近寄ろうとして前に突進したりジャンプしてはいけない。
* 犬は常に飼い主のコントロール下にいなければならない。飼い主が過剰に力を使って犬をコントロールしなければいけない場合(リードを強く引く)は不合格となる。


テスト項目2:行儀良く触れさせられる(小型犬は追加項目あり)

このテストでは飼い主と外出した時に見知らぬ人が触ってきても許容することができるかどうかを確かめる。
飼い主:犬を自分の横(左右どちらでも良い)に座らせ、『まて』の号令をかける。
審査員:犬に近づき、『犬を触っても良いですか?』と尋ねる。それから
上から犬の頭に手を近づける。
犬の頭と肩を撫でる。触った後に審査員は犬から離れる。

*触ろうとした時に犬が立った場合、立ったままの状態で動かなければ良い。
*犬はおどおどしたり、怒った素振りを見せてはいけない。
*触られて逃げようとしたりもがいたりしてはいけない。
* 触られる事に対して幸せそうにしても嬉しそうなボディランゲージ(しっぽを振る)を
 とっても良いが、動きすぎて審査員が触ることが出来ない状態だと不合格になる。


小型犬は上記のテストの後、審査員の膝の上に座り大人しく触れさせられるかのテストをする。
審査員は椅子などに座る。
飼い主は犬を審査員の膝に乗せ座らせる。
審査員は抱っこしたり撫でたりする。

*飼い主は犬と同じ高さまでしゃがんで褒めたり声をかけてもよい。
*犬はおどおどしたり、怒った素振りを見せてはいけない。
*触られて逃げようとしたりもがいたりしてはいけない。。
*触られる事に対して幸せそうにしても嬉しそうなボディランゲージ(しっぽを振る)を
 とっても良いが、動きすぎて審査員が触ることが出来ない状態だと不合格になる。


テスト項目3:外観とグルーミング

このテストでは獣医師やトリマーや飼い主の友人のように、誰にでも飼い主同様に犬が快くグルーミングや診断をさせるかどうかを確かめる。また飼い主の犬の世話、関心度、責任感も確かめる。

審査員は犬が清潔でグルーミングをされているかどうかを検査する。犬は健康な状態(例:適切な体重、清潔、元気、活発)でいなければいけない。飼い主は普段犬に使っている櫛やブラシを用意する必要がある。
審査員はやさしく犬にブラッシングをし、自然な方法で軽く耳を診察し、やさしくそれぞれの前肢を片方ずつ持ち上げる。

*診察の間、犬は特定の位置に静止する必要は無い。もがいたり抵抗してはいけない。


テスト項目4:散歩(リードを引かずに歩く)
(小型犬は免除)


このテストでは飼い主が犬をコントロールできるかどうかを確かめる。犬は左右どちら側につけても良い。犬は飼い主に注意を向け、飼い主の動きや方向転換に従って歩かなければいけない。

審査員は事前に線を引いたコースを用いたり、指示や号令を与える事によって飼い主と犬のチームにコースを教える。どちらの場合においても右折、左折、回れ右、歩行中に1回以上の小休止、最後の停止を含まなければならない。

* 犬は飼い主と完全に一列に並んで歩く必要はなく、飼い主が停止した時に座る必要もない。
*リードをゆるめた状態で歩かなければならないが、時折リードが張っても良い。
*飼い主は停止時に犬を座らせても良い。
*飼い主について歩くことができないほど地面を過剰に匂う場合は不合格


テスト項目5:人ごみの中を歩く
(小型犬は免除)


このテストでは犬が歩行者の往来の中をお行儀良く歩く事ができ、公共の場においてコントロール可能かどうかを確かめる。犬と飼い主はあちこちを歩行し、数人(少なくとも2人の通行人)の近くを通りすぎる。このテストは人通りの多い歩道や公共のイベントを想定して行なう。

* 犬は見知らぬ人に興味を示しても良いが、過剰に興奮したり、おどおどしたり、怒った素振りを見せないで飼い主について歩行を続けなければいけない。
*人ごみの中で人にジャンプしたり、リードを引っ張ったりしてはいけない。
*人に興味を示して匂おうと時折しても良いが、敏速に動き続けなければならない
*飼い主の後ろに隠れようとしてはいけない


テスト項目6:号令によってお座り、伏せ、待て
(小型犬は免除)


このテストでは号令に従ってお座りと伏せをし、命令された状態(お座りまたは伏せ、飼い主が好むほうで良い)で待つ事ができるよう訓練されているかどうかを確かめる。

飼い主:犬のリードを約6メートルの長さのものと交換する。
審査員の指示により犬にオスワリまたはフセをさせる。
犬に待ての号令をかけて、自然な速さでリードの距離を前進してから振りかえり
犬のところへ戻る。
※審査員が終了の指示を出すよう命じるまで犬はその場を動いてはならない
* 飼い主は犬をオスワリやフセをさせるため、一定の時間をかけても良く、1回以上号令を与えても良い。
* 飼い主が戻ってきた時に犬が立った場合、マテをしていた位置から動かなければ
 不合格にならない。飼い主に向かって歩き出した場合は不合格になる。
*ある程度時間をかけてもオスワリやフセをしない場合は不合格となる
* 飼い主は犬を無理やりオスワリさせたりフセをさせたりしてはいけないが、犬を
 触って静かに誘導をしても良い。フセをさせるためにオスワリの状態から前肢を前方
 に引っ張った場合、過剰な誘導とみなされ不合格となる。


テスト項目7:呼ばれたら来る
(小型犬は免除)


このテストでは飼い主が呼んだとき犬が来るかどうかを確かめる。待てが出来るかどうかを確かめるテストではない。
犬:テスト項目6でつけた6メートルのリードをつけた状態でいる。
飼い主:犬をオスワリまたはフセの状態で待たせる。
犬から3mの距離まで歩き、犬と向かい合うよう振りかえり、犬を呼ぶ。
(犬が飼い主についていこうとした場合、審査員は犬を撫でたりして飼い主が6メートル離れるまで犬をその場に留まらせる。)
※テストは飼い主が犬を呼んだ時点から始まる。犬が飼い主の元に来て、犬自身のリードをつけた時点でテストは完了する。

* 犬を呼び寄せるために励ましたりしても良い。
* “待て”または“ステイ”の号令を用いるか、号令を与えずにただ単に離れても良い。
* 飼い主は犬に1度以上(2〜3回)の号令を与えても良いが何度も促す必要がある場合は不合格となる。
* ロングリードを引っ張って犬を呼び寄せた場合は不合格となる。審査員は飼い主がリードを引っ張ろうとし始めたのに気付いたら注意を与えて最初からやりなおさせる。
* 飼い主は腰をかがめて犬を呼んだり、膝を叩いて音を出して呼んだりしても良い。
* 犬が飼い主についていこうとしても不合格にはならない


テスト項目8:他の犬への反応

このテストでは他の犬がいる場所で行儀良く行動できるかどうかを確かめる。2組の飼い主と犬は約6m離れた距離からお互いに近づいてから停止し、挨拶をして楽しそうに交流してからすれちがう。

* 犬はお互いに軽い関心以上示してはいけない。相手の犬や飼い主へ近寄ったりジャンプしようとする場合は不合格となる。
* 相手の犬や飼い主の方向に少しだけ動いたあとに止まるのは良い。
* 飼い主が挨拶する為に止まった時、犬は座る必要は無い。飼い主の横で立ったままの状態でも良い。犬が立った状態の場合、犬に近寄るために飼い主より前へ進んではいけない。
* 飼い主同士の会話は短いもの(例:“こんにちは、今日の試験がんばってください”)で良い。
* 飼い主が歩き始めた時、相手の犬を追う為に振りかえって引っ張ろうとした場合は不合格となる。


テスト項目9:刺激に対する反応

このテストではいかなる時も犬が良くある刺激に対して落ち着いていられるかどうかを確かめる。
審査員は2つの刺激を選ぶ。犬によっては音に敏感なものもいれば目に見える障害物に敏感なものもいる。そのため、音による刺激を1つ、視覚による刺激を1つ用意する。
刺激の例:
a)松葉杖や車椅子を使っている人
b)ドアを突然閉めたり開けたりする
c)本、おなべ、たたんだ椅子などを犬から1.5m以上離れた場所で落とす
d)犬の前をジョギングする
e)自転車で3m以上離れた場所を通過
飼い主:犬に声かけをしないで、リードを持って立つ。(犬の判断力・稟性を見たいため)
* 犬は自然な興味や好奇心を示したり、やや驚いてジャンプしても良いが、パニックを
 起こしたり、逃げ出そうとしたり、強暴になったり、吠えたりしてはいけない。
* 障害物を調べる為にやや前進しようとしても良い。
* 恐怖のあまり排尿をした場合、不合格となる。
* 一声だけ吠えるのは良い。継続して吠える場合は不合格となる。

道具

全てのテストはリードをつけて行なわなければならない。犬の首に良くフィットした皮製、布製またはチェーンのバックルカラー(ベルトタイプの首輪)またはスリップカラーを用しなければならない。ピンチカラー(ジャーマンチョーク)やヘッドホルターカラーなどの特別な訓練用首輪の使用は認めていない。飼い主は狂犬病予防注射済み票(鑑札)および犬のブラシまたはくしをテストのために用意しなければならない。

奨励
飼い主はテスト中に誉めたり励ましたりする言葉を使うことができる。飼い主はテストの合間に犬を撫でても良い。犬になにかをさせるためにフードやおやつ、音がなるおもちゃなどをテスト中用いてはいけない。

失格−退場
テスト中に排泄をした全ての犬は失格となる。唸ったり。噛みついたり、甘噛みでも噛んだり、攻撃したり、人や他の犬に攻撃をしかけようとする犬は退場となる。

認定
適正検査合格後、訪問の様子を犬を伴って1回〜3回見学する。見学終了後、仮認定をし、訪問に参加する。訪問中に問題がなければ正式に会のセラピー犬として認定する。



Copyright 2002 c K-9 Cheer Leading Club,All rights reserved.